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漁夫志望?の巻 [折々散歩]

これは先週の日曜日の写真です。

中3の兄と、小5の弟が、用水路の魚すくいに興じています。
その時の水揚げも含めて、水槽の中にはいろんな小魚や水生生物が目を楽しませてくれます。




スジエビでしょうか?なかなか愛嬌があります。




先日の記事遅かりし由良之助、の巻で、お隣のサクランボの実をついばむ烏を撮影し損ねたことを書きましたが、その代わりに、「カラスガイ」はいかがでしょう?



カラスガイということにしていますが、ドブガイの若い個体かとも思われます。この辺りの用水路には、20cm以上にもなる大きな貝殻を目にすることがあります。この記事に掲載した写真を再掲しておきます。
漁父と蚌と鴫のいびつなトライアングルの巻(シリーズ故事成語その3)



二番煎じになりますが、「漁夫の利」の故事成語にまつわる蘊蓄を一くさり、引用させていただきます。




 【kazg語訳】
今しがた、このワタクシメ蘇代は、貴国に参ります道すがら、大きな川を通り過ぎましたわい。あれが易水(えきすい)でしたでしょうかナ、ふと川原の方を見下ろしますと、大きなバカ貝が水から出てきて、気持ちよさげに貝殻を開いて日光浴しておりました。
すると、突如、シギがやってきて、その貝の肉を、クチバシでついばんだのですわい。バカ貝は、おおあわてでとっさに貝殻を閉じ、シギのクチバシを固くはさみこんでしまいました。
どうなるか成り行きを見守っておりますと、クチバシを挟まれたシギは、話しづらそうではありましたが、そのままもごもごとドスの利いた声でこういいましたな。
「今日は良いお天気だ。このまま雨が降らず、明日も雨が降らなかったら、カラカラに乾いてミイラ化したバカ貝の死骸が出現するだろうぜ。強情張るのはいい加減にして、貝殻の口を緩めた方が身のためだぞ。」
売り言葉に買い言葉で、バカ貝もまた、こう言い返しておりましたなあ。
「お前こそ、そうやって強情を張っているがいいさ。今日クチバシが閉ざされたまま外に出ず、あすも出なかったならば、餓死したシギのできあがりときたもんだ。」
バカ貝とシギは、、そうやって両者譲らず、意地を張り合っておりましたな。するとちょうどそこへ通りかかった漁師のオッサンが、大きなバカ貝と旨そうなシギの両方を、しめしめ大漁だとばかりに、とっつかまえて帰りました。
そして蘇代は、「今趙且伐燕。燕 ・ 趙久相攻、以敝大衆。臣恐強秦之為漁父也。願王熟 計之也。」と説得します。
つまり「いま、王様のお国、趙は、いまにも燕国を攻撃しようとしておられます。燕と趙が、ながいことお互いに攻め合っておりますと、人々をへとへとに疲れさせてしまいましょうぞ。ワタクシメは、強大な秦の国が漁師のオッサンのように、労せずして利益を独り占めしてしまうことをおそれるものでございます。願わくば王様、そこんところをよおっく熟考していただきたいものですな」テナ具合です。
これを受けて、恵王は「よっしゃ」と言って、燕への攻撃計画を断念したのでした。オシマイ。

この喩え話に登場する「蚌(ぼう)」は、淡水に棲む二枚貝で、「カラスガイ」だとする注釈書もあります。カラスガイは、子ども時代から川や池でよく見かけた、なじみ深い貝です。シジミなどに比べれば確かに大振りだとは言えますが、漁師が獲物として喜んで持ち帰る程の大きさかどうかは、疑問が残ります。
今回の訳で用いた「バカ貝」だとする説もあります。「バカ貝」または「ドブ貝」という気の毒な名前の貝を、私は長いこと知らなかったのですが、このナードサークの地に暮らすようになってから、農業用水などでよく目にするようになりました。あいにく、実際に生きている姿を見ることはまれですが、大きな貝殻は、ごくありふれた存在です。
実物教材用にちょっと特大サイズのものを拾って、標本箱仕立てで保存していたこともあったのですが、退職を期にどこかへ捨ててしまったようで、イマは見あたりません。



最近何度か、パパと一緒に海に釣りに行き、いつもボウズでしょげていた小5生でしたが、昨日はパパがこの魚を釣り上げたというので、満足して帰ってきました。




魚拓もとりました。

小5男子は、ばあばに手伝ってもらって鱗や内臓を取り、味付けもして調理したそうです。

きょうはこれにて。

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コメント 6

クッキー

20cm以上の貝殻と凄いですね、そんなに大きくなれる環境も
壊したくはないですね。
by クッキー (2018-04-29 15:52) 

kazg

クッキー様
本当にそうですね。そう言えば、巨大貝殻は目にしますが、生体は確認したことがないかもしれません。 
by kazg (2018-04-29 20:02) 

majyo

むかし、むかし、このような用水路にざるを持って入り
泥鰌やフナを捕った記憶があります。
今もそのような遊びが出来る事、とてもうらやましく思います。

by majyo (2018-04-30 08:55) 

momotaro

澄んだ小川に小魚やエビが・・・
子どものころ遊んだ覚えがあります。
そんなところがお近くに残っているなんて、ナードサークは素敵だなぁ
釣果、美味しそう!
by momotaro (2018-04-30 12:37) 

kazg

majyo様
用水にも、田圃の中にも、ぴちぴちとふなやどじょう、ナマズなどが泳いでいましたね。そんな豊饒な生物の世界は、今では昔の語り草です。寂しく思います。
by kazg (2018-04-30 20:19) 

kazg

momotaro様
だんだんと、小川もコンクリートの護岸工事が進み、農業用水路の多くは、味気ないコンクリート溝が敷設され、生き物の住みにくい環境に変化してきています。残念なことです。
釣果、孫達一家が少しずつ食べたようですが、ジイジバアバまでは回ってきませんでした(笑)
by kazg (2018-04-30 20:29) 

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