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五月晴れの日曜日をいかに過ごしたか、の巻 [折々散歩]

昨日の雨は昼には上がり、畑仕事を少々と、夕方の散歩を楽しみました。
麦が色づいています。



麦畑をバックに気取ったポーズのアオサギ。





飛翔するアオサギ。



飛翔するツバメ。

スズメ。





ムクドリ。


今日も快晴。ゆっくり撮影散歩を楽しみたい心境ですが、ちょっと予定がはいっています。葛藤のすえ、こんな一日の過ごし方をしました。
午前中は、「子育て・教育のつどい」に参加しました。

全体会の記念講演は、世取山洋介氏(新潟大学准教授)の「子ども・教育があぶない!~「教育再生」のねらいと子どもの権利」。

「今の教育現場の状況は、次々襲ってくる『改革』の追い立てられて多忙の極。たとえるなら、わけもわからず洗濯機の中に放り込まれ、ぐるぐるかき回されながら、それがどんな洗濯機なのか、何のためにかき混ぜられているのか、今が洗濯中なのか脱水中なのか、それとも乾燥中なのかもわからないという状態。」

まったくその通りです。

その事態を解き明かすキーワードは「新自由主義教育改革」。その展開を3段階に分けると、次のとおり。

第一段階=1980年台中曽根第2臨調+臨教審

特徴は、「教育の自由化」と教育費の刈り込み。

第二段階=森、小泉、安倍第一次政権(2001~2009)。

「教育改革国民会議」+「経済財政諮問会議」

特徴は「投資としての教育」

【目的】

当時の経済・労働力政策への教育政策の従属。(第一次、第二次産業の法規、狭く構成された第三次産業(教育、福祉、医療は除外)の重視。

・公教育はムダのカタマリ→ダウンサイジング。

・エリートを早期に選別し、ノンエリートを早く沈める。

【手法】

経済学の手法 会社を競争的環境に置き、階層化する

・企画部門と実施部門との分離、両者の契約関係での関係づけ

【裏付け理論】

・「主人代理人理論」

お金をもらっている代理人が、財布のひもを握っている主人の思いの通り(パペット)にならないのはなぜ

 ・処方箋 ①スタンダード、②評価③競争④賞罰

【安倍第1 次政権下に確立した手法】

スタンダード=学習指導要領:教育課程に関する基準をはるかに超え、学力観、教育内容、教育方法を全面的に規定したものへ

評価=学テ、教員評価、学校評価

競争=学校選択

賞罰=学校統廃合、昇進

学校の階層=教育職の多層化

教師の脱専門化=教員免許更新制度の導入



第三段=安倍第二次

・教育再生実行会議

・特徴は「人材育成としての教育」

ポイントは「学校体系の複線化」

・リーマンショック後、金融業に依存する産業構造への反省から、製造業に着目

さらに尾は輸出業の保護(公共インフラ、原発等)

。新産業を支えるエリート、グローバル人材の育成と、中堅人材の効率的育成。競争の激化+非エリート層の教育の経済的自己負担化

予想される学校体系はこんなふう?ぞっとします。



子ども、親、教職員をぐるぐるかき回して疲弊させている洗濯機の正体が、少しだけ見えた気がしました。

後半のテーマは、世取山氏の専門分野である「子どもの権利」「子どもの権利条約」に照らして、日本の公教育の問題点とその解決策を探ることで、これまた知的刺激に富むお話でした。

レジュメからほんの少し引用します。

社会経済構造が与えるプレッシャーそれを測る4つの指標
・社会的に有用な人材を育成したいという社会経済構造の欲求のもとでのプレッシャー
・プレッシャーへの子どもの対応
・プレッシャ一源をなくすための攻撃=校内最力
・プレッシャーの転嫁=いじめ
・プレッシャーの回選=不登校
・プレッシャーを感じる自分の破壊=自殺

すべての指標が改善されていません。

午後は、分科会がありますが、もうひとつの別の予定があります。

参議院議員の吉良よし子さんの国政報告演説会が、午前中は岡山市、午後は倉敷市で開かれるというのです。午後の部なら参加できそうなので、40kmばかり離れた会場に車で移動することにします。

会場の場所はおおざっぱに調べたつもりでしたが、ぐるぐる回ってもたどり着けません。仕方がないのでコンビニで尋ねますが、自信なさそうな応答。結局二軒のコンビニで、それぞれお茶のペットボトルを買って道を聞き、ようやく開会時間前に到着できました。

吉良よし子さんについては、以前もこんな記事で触れましたが、彼女のお母さんが私たち夫婦の共通の友人であることから、他人と思えません。

これでまた病気自慢に箔がつき
まわり道してつづき聞くカーラジオ

四方山話でもして、お土産の一つも持って帰ってもらいたいところでしたが、会場一杯の聴衆の、後ろの方で、初々しいお話を聞かせていただきました。身内の子どもの学芸会を見守る心境さながらで、はらはらドキドキものですが、それは僭越な取り越し苦労というもので、堂々とした感銘深いお話でした。

これまた学芸会さながらに、沢山写真を撮りました。持ち帰って妻にも見せねばなりませんので。



























印象に残ったお話をちょっとだけメモしておきます。

その1

「親が教師なので、家には戦争の絵本などが沢山あり、子どもの頃それを読んで戦争が怖くてたまらなかった。親に言うと、大丈夫、日本には憲法9条があって戦争から守ってくれるとの答え。安心した。

平和を守ること、憲法を大切にすること、共産党を支持するようになった原点。」



その2

谷川俊太郎の詩の紹介。

「生まれたよ ぼく」



生まれたよ ぼく

やっとここにやってきた

まだ眼は開いてないけど

まだ耳も聞こえてないけど

ぼくは知ってる

ここがどんなにすばらしいところか

だから邪魔しないでください

ぼくが笑うのを ぼくが泣くのを

ぼくが幸せになるのを

(後略)



子どもたちが、存分に笑い、泣き、幸せになることをさまたげない、そんな世の中にしたい。



書いているとまだまだ沢山、お話の内容を思い出しましたが、今日はここまでといたします。


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