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紅葉の旧閑谷学校補遺、の巻 [折々散歩]

歴史が専門の友人Sさんの仰るには、岡山県には九つの国宝があるそうです。建造物としては、一つは吉備津神社本殿及と拝殿、今ひとつが旧閑谷学校の講堂だそうです。ちなみに、他には美術工芸品として、赤韋威鎧〈兜、大袖付〉、太刀〈無銘一文字(山鳥毛)〉、太刀〈銘吉房〉、太刀〈銘備前国長船住左近将監長光造〉、短刀〈無銘正宗(名物九鬼正宗)〉などの武具と、絹本著色宮女図〈伝桓野王図〉、紙本墨画淡彩山水図〈雪舟筆〉などの七点。

これらのうち、太刀(山鳥毛)についてのニュースを最近聞きました。

岡山県瀬戸内市のHPにこんなページがあります。

国宝「山鳥毛」を生まれ故郷である「備前長船」へと里帰りさせるために立ち上がった「山鳥毛里帰りプロジェクト」。

購入に必要な資金5億円を調達するための『クラウドファンディング』が、いよいよ開始されました!

「山鳥毛里帰りプロジェクト」特設サイトもオープンし、寄附のお申し込み方法や現在の寄附総額など、気になる情報をたくさん掲載しています。
皆さん、ぜひご覧ください!

「山鳥毛里帰りプロジェクト」特設サイトはこちら!(外部リンクです・別ウインドウで開きます)

山鳥毛里帰りプロジェクト」特設サイトを覗いてみるとこんな記事が、、、。

上杉謙信」と「備前長船」を結びつけるのが、今回、皆様のお力をお借りしたいこのプロジェクトの主役である国宝の名刀「山鳥毛(やまとりげ)」です。熱心な歴史愛好家の方、歴女や刀剣女子の方ならこの名前はご存知かもしれません。文化財登録名は『太刀 無銘一文字 山鳥毛』。「さんちょうもう」とも呼ばれています。

この刀は、上杉謙信や、その跡継ぎ景勝の愛刀として有名ですが、瀬戸内市長船町の福岡地区の刀匠たち…「福岡一文字派」の作であると考えられています。

刀身は79.5cm、反りは3.4cm、重さは1.06kg。この刀の特徴は変化に富んだ激しい刃文にあります。
「山鳥の羽毛のよう」「山野が燃えるよう」と表現されるとおり、名前の由来になっているとも伝えられています。
その姿は多くの人を魅了する美しさと、同時に実用的にも機能的にも優れているのが大きな特色です。
(中略)
今回、私たちが立ち上げた「山鳥毛里帰りプロジェクト」では、『備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館』のある瀬戸内市に上杉謙信の愛刀「山鳥毛」の里帰りを実現することで、このまちを拠点に、国内外の方に誇れる「備前刀」の文化継承の機運を高め「刀工が育つまち」としての文化を育むことができると大きな期待をしています。
(中略)
国宝「山鳥毛」の購入に必要な資金は5億円。

その資金を調達するために
「一般の寄附」や「企業版ふるさと納税」とあわせ
地域や全国の皆様のお力をお借りすることで目的を達成することができる
「ふるさと納税を基本としたクラウドファンディング」を
購入手段として選択させていただきました。

ネット上の情報では、こんないきさつも紹介されています。

上越タウンジャーナル

瀬戸内市が国宝「山鳥毛」購入方針 提示額は5億円 上越市長「刀にとっては良いこと」

2018年4月24日 (火) 18:02

新潟県上越市が昨年購入を断念した戦国武将上杉謙信の愛刀で国宝の「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)」について、岡山県瀬戸内市が購入する方針を明らかにした。瀬戸内市によると、所有者は5億円での売却を持ちかけている。上越市の村山秀幸市長は2018年4月24日、瀬戸内市の購入方針について「刀にとっては大変良いこと」などとするコメントを発表した。

山鳥毛

山鳥毛は岡山県在住の個人が所有しており、岡山県立博物館に寄託されている。上越市は昨年度、専門家による評価額3億2000万円を購入費とした予算を計上し、所有者と交渉したが、最終的に契約金額が折り合わず昨年11月に購入を断念した。

瀬戸内市によると、所有者から今年1月に同市に売却したい旨の打診があったという。提示額は5億円で、同市は今後、専門家による評価委員会を設置し金額の妥当性を評価する。財源はふるさと納税で捻出し、年内をめどに契約締結にこぎつけたい考えだ。

瀬戸内市は、古くから刀剣の産地として知られ、日本刀を専門展示する全国でも珍しい公設の博物館「備前長船刀剣博物館」がある。

上越市の村山秀幸市長は「瀬戸内市は備前刀のふるさと。私たちには手が届かなかったが、購入が決まれば刀にとっては大変良いこと。これからも謙信公の愛刀を見守っていきたい」とのコメントを発表した。

ついでながら、先日大相撲九州場所で初優勝した貴景勝のしこ名は、元師匠の貴乃花が尊敬する武将上杉景勝にちなんで名付けたものだとか。

前置きが長くなりました。

今日は、先日の記事の続きを書くつもりで書き始めました。

チャボツレンズの大奮闘、の巻

閑谷学校の楷の木、の巻

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この史跡で国宝に指定されているのは講堂だそうです。

閑谷学校のHPにはこんな紹介が載せられています。

重要文化財
【国宝】 講堂(こうどう)

「学問の殿堂」、旧閑谷学校を代表する国宝。

講堂は入母屋造り、しころ葺きの大屋根と火灯窓が壮重な独特の外観を形作っています。

創建当時は「茅葺き」でしたが、その後改築され現在の堅牢な「備前焼瓦」に葺き替えられました。

内部は十本の欅の丸柱で支えた内室と、その四方を囲む入側とで成されています。
また、拭き漆の床は生徒たちによってよく磨かれており、火灯窓から入る光をやわらかく反射させています。

石塀越しの講堂は先日ご紹介しています。

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今日紹介するのは、敷地の中からの眺め。

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まだ続きがありますが、長くなりましたので、今日はここまで。


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まずは皆無事、有難や、の巻 [家族]

大阪の孫が、ママの実家で「百日」を祝っていただき、その帰りに郷里の老父母の元に立ち寄った機会に、ジジババも会いに行ってきました。ついでですので従兄弟姉妹達もさそってみましたが、いろいろ都合が悪くて、同行できませんでした。


この従妹は、七五三のお参りを計画していたようでした。


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Vサインがへたくそ!と思ってよく見ると、三歳をアピールしているようでした。シツレイ。


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不思議なのは、バックの狛犬。じゃなくて、、イノシシ?


どうやら、京都の護王神社など、狛犬ならぬ狛猪が守っている神社があるらしい。和気清麻呂(わけのきよまろ)を祀る神社だそうですね。


岡山にもあるんですね、その名も和気(わけ)神社。


HPを拝見すると、、、。


http://wake-jinjya.com/


足腰」の神様・開運厄除イノシシ
-狛犬ならぬ 狛亥(こまいのしし)-

清麻呂公は「道鏡事件」により大隈国に流された。
その途中、お礼のために宇佐八幡宮に参詣しようと豊前国の海岸から陸路、御輿を進められた。
すると、どこからともなく、約三百頭の猪が突然現われて、清麻呂公の御輿の前後を守りながら八幡宮までの約十里の道を無事にご案内した(「日本後紀」巻八)
また、足が萎えて歩けなくなっていたところ、猪に案内され「霊泉」に足を浸けるとたちどころに足がもとのとおり治り、歩けるようになった。以来、猪は清麻呂公の随身、また足腰の守護として崇められ、当社では狛犬がわりに「狛いのしし」が拝殿前・隋神門前で守護する。


そう言えば、イノシシは来年の干支でしたね。


ところで、この孫娘、先日の火曜日(20日)、お父ちゃんもお母ちゃんも仕事が早出で保育園に送迎できないというので、急に我が家でお預かりすることになりました。たまたまバアバも休みの日でしたので、修理したパソコンを届けるついでに、一緒に郷里の老父母(この孫娘から見れば曾祖父母)の元まで連れて行き、何とか一日、年寄りばかりでモリをしたのでした。


池の鯉に餌をやるのがお気に入りの仕事です。


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そして昨日は大阪の孫娘が餌やりです。


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なんと、一週間ほど前、保育園で転んで右腕をいため、ギブスで固定しているのが痛々しい。でも元気いっぱいです。


生後四ヶ月の弟。ひいおばあちゃんに抱かれてご機嫌です。


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一方、近所に住む孫達は、ちょっと風邪気味。小5生は発熱で、今日は学校をお休みしました。毎日のように小川に入って魚好きをして遊んだのが身体を冷やしたのでは?と疑いますが、当人も妹も、「そうではない」と言います。


家族の記事も、話題に事欠きません。


いろいろあっても、まずは家族皆無事。有難や有難や。


寒さは緩みましたが曇りがちで、光量不足の写真しかありませんけれど、きょうの付録です。


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有明の十六夜月?、の巻 [折々散歩]

昨日の記事の最後で、FUJI FINEPIXS1を褒めましたが改めて今朝もそれを感じました。

今朝、新聞受けを覗きに玄関先まで出て、空を見あげてみますと佳い月です。満月は過ぎて少しだけ欠け始めた頃ですか。あとで確かめてみると、わが地方の月の出は昨夜の18:02。月没は今朝の8:29。月齢 16.5だとか。まさに有明の月、そして、かなり月遅れではありますが十六夜(いざよひ)の月とも言えましょうか。

有明の月、十六夜の月については、こんな過去記事をはじめ、しばしば話題にしてきました。

有明の月 たそがれの月 散歩かな (字余り)

以下は、いずれも小倉百人一首に歌われた「有明の月」です。
21 いま来むと言ひしばかりに長月の 有明の月を待ちいでつるかな 素性法師
30 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし 壬生忠岑
31 朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪 坂上是則
81 ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる 後徳大寺左大臣

【解釈とコメント】
21 「すぐに会いに行きます」とあなたが言ったばかりに、秋の夜長をひたすら眠らずに待っているうちに、夜明けまで空に浮かぶ有明の月が出てくるのに出会ってしましましたよ。あなたには会えないのに。
長月は旧暦の9月。7・8・9月が秋ですから、晩秋になります。
30 男女の逢瀬の終わりの時間を告げるかのように、有明の月がそっけなく空に浮かんでいたあの別れの時以来、
有明の月がかかる夜明けほどつらいものはありません。
この歌は、「2001年度センター試験 国語Ⅰ・Ⅱ 追試験」で、長野義言(よしこと)『歌の大むね』の文章の一部として出題されましたね。長野義言は、この歌の主は、「後朝(きぬぎぬ)の別れ」を恨めしく思う心で空の有明の月を眺めたとする通説を批判して、有明の月を見て女性に会わないまま、帰ったと解釈すべきだと主張していました。
31 明け方、有明の月かと思うほどに明るく、吉野の里に降っている白雪であることよ。
この歌では、有明の月は実際には出ていません。
81 ホトトギスが鳴いたと思って、そちらの方を見るとすでに鳥の姿は、どこにもなく、ただ、夜明けの空に月が残っているだけであった。
古典の文章では、ウグイスと並んで愛された鳥ですが、ホトトギスは夜鳴くことで珍重されました。

「有明の月」とは、十六夜以降、明け方になっても空に残っている月を言います。

十六夜の蘊蓄

一夜経過して、今夜は十六夜。月の出が遅れて、ためらっているように思えることから、「ためらう」という意味の「いざよふ」にちなんで、「いざよひ」と詠みます。
阿仏尼の書いた『十六夜日記』は、女流日記の系譜の中では異色で、所領相続を巡る紛争の解決のために、鎌倉幕府に訴訟を起こし、京から鎌倉まで赴くという道中記です。題名は、10月16日に旅が始まったことから、後世になって名付けられたよし。直接、十六夜の月には関係なかったですね。
明日の十七夜は、もう少し月の出が遅れるので、立って待つから「立ち待ち月」。明後日の十八夜は、さらに遅れるので座って待つ「居待ち月」。続く十九夜は、寝て待つ「寝待ち月」、、、。
「十六夜の蘊蓄」というタイトルに合致するのは、この数行だけでした。失礼

玄関近くに置いてあったPENTAXK5Ⅱ+AFBORG60EDを取り出して撮影を試みますが、どうもうまく写せません。自動露出では月が明るすぎて白抜けしてしまいます。

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露出をかなりアンダーに設定することで、いくらかは改善されます。-4でこの程度。

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画像処理をしてトリミングしたものが下の画像です。

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試しにFUJI FINEPIXS1も持ち出してきて、まったく自動設定で、望遠端にて撮影すると、いとも簡単にこんな画像が撮れます。

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ちょうどジョウビタキ♂も飛んできたので、ゲキシャさせてもらいました。デジタルームも効かせるとここまで大きく写せます。

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ところで今日は、大阪在住の孫が、岡山県北にあるママの実家で「百日の祝い」をするために帰省したついでに、わが老父母の住む郷里に立ち寄るというので、私たち夫婦も、午後妻のパート仕事が終わり次第、会いに行くことにしています。

この孫については、今年の7月の終わりごろ、こんな記事を書きました。

7人目の孫、の巻

大阪在住の次男に、二人目の子が生まれました。昨日、バアバの午前中のパート仕事が終わってから、新幹線で日帰り訪問してきました。

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(中略)

行く道々、「私らよほど大阪に縁があるね」と妻が言います。そう言えば、大阪の大学へ行った長男の、アパート探しから、引っ越し荷物運び、入学式出席等などに始まって、何度も車で通いました。

ママとの出会いも学生時代の縁からで、結婚式も大阪でしたし、、。

思いもかけない成り行きで、私の脳動脈瘤治療のため、地元病院の紹介で入院・手術をしていただいたのが大阪の病院。退院後も毎年、検査のために入院や通院を続けてきました(今年の冬で卒業できましたが)。

そうこうするうちに、今度は次男が大阪の企業に就職し、縁あってそこで結婚生活をはじめ、姫も4歳になりました。そして今度は、弟が生まれたという次第。

家族構成を細々と自己紹介するつもりもないのですが、これで孫が7人目になりました。

(中略)

孫も7人目ともなると、見慣れたはずですが、、やはり摩訶不思議、実に小さくて、精妙な生き物です。

(中略)

姫は、お姉さんの自覚たっぷりです。

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大阪と言えば、昨日今日のニュースは、大阪万博の話題で持ちきりです。

majyo様のこの記事。

2025年万博、大坂に決定

まったく同感です。

私、こんなコメントを書き込ませていただきました。

あれよあれよで、バクチのようなイベント興行が決まっていきます。誰の得になるの?土建屋と、カジノ屋?
トーキョがポシャり。オーサカ・カンサイがポシャっても、自分の腹は肥えるヒトタチがあるのですね、

今日はここまで。


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初霜の朝、の巻 [折々散歩]

今朝も冷えました。

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朝の散歩道は、キラキラ輝く霜に覆われています。 初霜だと思います。  

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去年の記事と似たようなことを書きかけて、思いとどまりました。

霜月十日霜の朝、の巻

霜の朝でした。
こんな歌が思い浮かびます。

心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
凡河内躬恒(29番) 『古今集』秋下・277
【解釈】
もしも手折るとしたら、当て推量で手折ることにしようかなあ?真っ白な初霜が降りて、それと見分けがつかなくなっている白菊の花を。

これは白菊ではなくて、白鷺ですがね。

今朝のコサギはこちら。

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霜の降りた白菊の花。

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いろいろな色の菊の花。

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霜の降りたマリーゴールドの花。

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霜の降りた鶏頭。

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カワセミがいたのですが、ピントが合いません。

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ズームを効かせて、なおかつトリミング。やはりピンぼけです。

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ムクドリの群れが騒々しいほど元気です。

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モズ。

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ジョウビタキ♂

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我が家の目の前の用水路。

水辺のハゼの木が鮮やかに紅葉しています。

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コガモの群れが増えました。

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これからしばらくは、毎日楽しませてくれるでしょう。

きょうの散歩の同伴カメラは、FUJI FINEPIXS1。未だに操作に慣れず、被写体をとらえるのに手間取り、ピント合わせにも苦労しますが、広角、望遠、マクロと、なんでもござれの万能カメラです。しかも、防塵防滴と来ているのですから、これ一台で他には要らない、と言いたいところですが、いつも期待通りの絵が撮れるかというと、、、裏切られることもあって、苦しいところです。

今日はここまで。


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ビール以下、の巻 [折々散歩]

昨日の午後には雨も上がり、晴れ間も見えてきましたが、それとともにぐっと寒くなりました。


玄関先にぶら下げている寒暖計がこんな値を表示しています。


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小学生の孫が「ビール」ってどういう意味?と首をかしげていました。冷蔵庫でビールが美味しく冷えた温度だと説明し、ジュースでも一緒だよと付け足しておきました。以前、友人のsparkyさんが、この表示を面白がってくださったことを思い出しました。


今の外気温は、ビールの適温以下ということで、寒いはずです。


きょうの勤労感謝の日、どんな使い方をしようか、踏ん切りもつかないままパソコンに向かったりなどしているうちに日も高くなり、遠出のチャンスを逃してしまいました。


で、近回りで散歩と撮影の両方を満たすアイディアはというと、ワンパターンの思いつきですが、自然環境体験公園界隈ということに落ち着きます。


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すっかり木の葉も色づきました。風に木の葉を散らせて、裸枝を青空に伸ばしている高木の姿も、冬の到来を感じさせます。


池で姿を見かけたのは、オオバンとカイツブリぐらいでした。


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そのあと、車を少し走らせて、いつものように児島湖畔を散策します。


風がいささか強く、湖面も波立っています。


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湖畔も、すっかり初冬の風情です。


カンムリカイツブリの姿が増えています。


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キンクロハジロも。


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奥の方を泳ぐのはオオバンですが、手前は?


ホシハジロですか?目が赤いです。


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飛んでいったのはウ。


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上空を、勢いよく飛ぶ猛禽。ちゃんと写す余裕もありませんし、種類の見分けもできません。


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きょうの鳥の写真は、いずれも、遠くて豆粒のようですので、かなりトリミングを加えています。


そうそう、今日は、小2の女の子が8歳の誕生日で、じじばばも、バ-スディパーティに招待されました。


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今日はここまで。


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自分で歩き出した道ですもの、の巻(その2) [折々散歩]

桜田大臣、お気の毒です。不適材をテキトーな場所に当てはめられた悲劇。年齢もさほど離れておられないようですので、ITだの電脳だのの世界になじめないのは、よくわかります。同世代でも、私ども下積みの人間は、否も応もなくPCの奴隷として働かされる場面に追い込まれ、周囲にメーワクをかけながらPC作業をこなす羽目になり、今日にいたっています。


その点桜田氏などは、上に立つ身であるので、部下の「作業層」に命じてやらせておけば良かったと言うわけでしょうな。けれども、こと担当大臣ともなれば、事柄の基本知識は押さえておかないと、判断に困ることは自明。ルールも知らずにスポーツチームの監督を勤めるようなもの、というちまたの批判は、至極当然と思えます。と書きながら、若かりし日の苦い記憶が蘇ってきました。高校には生徒の部活動というものがあり、教員は二つ三つ掛け持ちで、「顧問」という仕事を与えられます。得意な分野ならまだしも、いつもそうなるとは限りません。未経験の故に技術指導ができないだけならまだしも、ルールもセオリーも知らないまま、時には試合の引率を任されることもあります。よくできた生徒たちで、選手(キャプテン)がベンチにいる私に合図をよこすので、すかさず審判にタイムを申し出る、と言うようなヒヤヒヤものの試合は、なかなか心臓に応えます、大粒の汗も噴き出ようというもの。桜田サン、お察しします。心身の健康上も、名誉の上からも、不適な部署はお辞めになるのが最善と思いますがいかがでしょう。


かくいうワタクシも、セキュリティ問題だの、USBジャックだのという問題は、ちんぷんかんぷんですが、自作パソコンの組み立てや、ジャンク部品の収集などは、現職時代、ありがたいお師匠の導きで、沼のほとりまで(いや、片足踏み込むあたりまで)いざなっていただきましたおかげで、一人歩きできるようになりました。いやいや、「だれが選んでくれたんでもない、自分で歩き出した道ですもの」(「女の一生」)


さて昨日の、パソコン「修理」の記事の続きです。


マザーボードが同じものだろうという期待から、故障パソコンのHDDを、そのままジャンクパソコンにつないで、電源オン。
すると、、、。ちゃんと起動し、要求されるままにF2キーを押すと、BIOS画面が表れます。BIOSの設定を一応確かめてEXIT。
すぐに、ウィンドウズXPがスムーズに立ち上がりました。ブラボー。


が、お察しの通り、こんなに呆気なく決着するはずがない。ですよね。そのあと次々に、「新しいデバイスが見つかりました」の表示が続けざまに表れ、ドライバインストール用CDROMの挿入、もしくはドライバ検索のためインタネット接続をもとめられます。メーカーの付属CDROMでもあればOKなんでしょうが、ジャンクパソコンにそんなものがついているはずありません。


表示されているドライバインストールの指示をすべて「キャンセル」したら、画面はそれなりにいつものデスクトップ画面になり、パソコンの動きも通常とあまり変わらない感じです。これでいいか、と満足して終了。が、もう一度起動すると、またまた、「新しいデバイスが見つかりました」のラッシュ。煩わしい限りです。「ビデオコントローラ(VGA互換)」などなど、厄介そうな名前のものばかり。ネット上で、ドライバーを検索するしかなさそうなので、無線LANの設定から始めて、やっとネットに繋がりました。が、「セキュリティ証明書に問題あり」として、どのページも表示されません。私の記事を含めてso-netブログもダメダメです。頭を抱えるしかありません。ひょっとして、桜田大臣にお聞きすれば、(部下の方に指示して)お教え頂けるでしょうか??
そうも参りませんので、くじけそうになりながらいろいろ調べてみますと、「パソコンの時刻設定」が悪戯をする場合もあるようです。案の定、2010年の設定になっていました。これを訂正してみるといくらかましな様子。でも、再起動すると、元の木阿弥、またまた2010年に戻ります。


メモリ用のボタン電池が消耗しているらしいと見当をつけて、近くのスーパーまで買いに走り、新しい電池を装着すると、これはうまくいきました。


ですが、ドライバーのありかは依然として見つかりません。メーカーのHPを探してみようとするのですが、セキュリティ上の壁があるのか、アクセスを拒まれます。試行錯誤の末、インタネットエクスプローラではなく、他のブラウザを使ってみると、どうやらうまくいきそうです。不思議です。この辺のところ、桜田大臣、「わかりやすく丁寧に」教えてください。
長々しい苦労談、書き手の側は鬱憤晴らしのつもりですが、読者の皆様は退屈でしょう。全部端折って、結論を急ぎます。


結果的には、メーカーのHPからダウンロードしたドライバーが、ぴったり合致して、「不明なデバイス」はなくなりました。めでたしめでたし。これでひとまず修理終了ということにいたしましょう。サイボーグ状態のつぎはぎパソコンですが、これで、もうしばらくは働いてくれるでしょう。


のべ数時間にわたるパソコン修理作業の後に出かけた、昨日の散歩の写真を追加します。


センダンソウ(センダングサ)。


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タンポポの綿毛。


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タンポポの花も咲いています。


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タンポポに止まるヒメアカタテハ。


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セイタカアワダチソウに止まるモンシロチョウ。


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樹上のモズ。


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これはスズメでした。


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トンビ。


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今日はこれにて。


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自分で歩き出した道ですもの、の巻 [折々散歩]

16日の金曜日は、中学校の同窓会が郷里でありました。


三年前に書いたこの記事以来の開催です。


私的メモ3つ


滅多にないことに、明日もよんどころなき予定が入っていますので、仕方ない、ノンアルコールでつきあって、とんぼ返りすることにしました。
故郷の実家から15kmほどの場所なのですが、このたびは立ち寄ることも断念しました。
受け付け開始が午前十一時ということでしたので、よほど余裕を見て、八時頃に出発しました。平日とは違って通勤ラッシュにも会わずスイスイと走りますので、よほど早く着きすぎるかと余計な心配をするほどでしたが、大丈夫!ちゃんと道に迷って、数十分間のロスタイムの後、会場にたどり着いた頃には、既に三々五々、参加者が集まってきていました。
一学年三クラスという規模の中学校でしたから、全員でも約百二十名。そのうち数名は既に物故し、消息が分からない人も数名あります。そんな中、東京、静岡、近畿など、遠方からの参加も含めて約四十人の懐かしいあつまりでした。

この同窓会は、3年前の正月に「還暦」を記念して四十数年ぶりに集まった会の継続です。


今回もノンアルコールで会に参加して、夜だけ郷里の実家で一泊しようかと思っておりました。その旨父に告げると「飲まない同窓会は面白くないからと」と父が運転しての送迎を申し出てくれました。91歳の高齢ですし、先日転倒して医者に罹り、膝を固定してもらっていた状態が、ようやく固定具も外れ、運転もできるようになったというのです。いささか微妙な心境ですが、お言葉に甘えることにしました。
夏の浸水被害で今も仮住まいの友人、ボランティアセンターでボランティア受け入れのボランディアをしていたという民生委員の友人など、夏の水害は身近なところに及んでいたことを痛感しました。


退職後、自家の畑仕事に精出したり、悠々自適のアルバイト生活、自発的な社会貢献、津軽三味線を全国民謡大会に出場など、多彩な話題に興味は尽きません。「定年はない」と、自営の仕事にいそしむ友人、介護施設でケアマネージャーを続けている友人などを見ると、隠居者然として、日頃何かと世界への門戸をせばめている身が恥ずかしく思われます。


こうして愉快なひとときを楽しむことができたのですが、愉快でないこともありまして、、、。というのは、会場(前回とは異なるので)と開会時刻は丹念にチェックしたのですが、やっぱり肝心な点で欠落がありました。というのは、会費の金額をしっかり確認しないまま出かけたため、受付時に、初めて持ち合わせが足りないことにきづいてロウバイしました。フロントで、施設内または近所にATM機はないかと尋ねたものの、くびをよこにふるばかり。もともと山がちの郷里の、しかも山上のリゾート施設ですので、念頭に入れて置かなかったことがうかつでした。


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慌てて受付の幹事さんに事情を話して、有り金の6000円だけ臨時的に支払い、不足の2000円を後払いにして頂きました(お恥ずかし)。閉会後、迎えに来てくれる父に借りて清算しようと思ったのですが、落ち着けず、意を決して、幼なじみで、幼稚園以来(高校まで)の友人に、恥を忍んで寸借したのでした。帰り際に父から借りて返すことができましたが、心穏やかでなく、積もる話もできずじまいでした。


いにしえの故郷遙か秋茜


幼稚園から高校まで一緒に過ごし、部活動も共にした友人が、静岡県に住んでいます。

退職後、半ばボランティア的に自然保護に関わる仕事に就いていると聞きます。

昨日、その彼から近況を知らせるはがきが届きました。

「過ごしやすくなるとアキアカネが少しずつ増えてきます」と書き出され、「アカトンボが乱舞する光景は、もはや過去のことで、再現されるのは、かなりの努力が必要」「ギギやアユモドキは絶滅の危機を迎えています」と続けて、子どもの頃の記憶につながる自然情景に話題が及びます。
おかげで、思い出スイッチが、いたく刺激されるとともに、数十年を経て同じ感じ方をもつ同輩の存在に、意を強くしたことでした。

彼は、故郷を離れて久しく 、近年、ご両親を相次いで看取り、離れた故郷に、自身のアイデンティティを支える「原風景」として、ひとしおの愛着を覚えるのでしょう。この夏は、小学校時代の恩師を訪ね、健在を確認したとの由。

いにしえの故郷遙か秋茜(いにしえの ふるさとはるか あきあかね)


日暮れ前に会は終わり、父のお迎えで無事に家まで帰り着き、一日が終わりました。が、アクシデントは尽きません。


父の使っているパソコンが、何日か前からスイッチが入らないというので、物理的な ゴミか汚れのせいでスイッチボタンの動きが悪くなっているのだろうかと、ちょっと息を吹きかけたりティッシュで拭ってみたりしてからスイッチを押すと、その時は、難なく起動しました。午前中、同窓会に出かける前のことです。これで問題解決と思っていたのですが、昼間、父が触ってみると、やはり起動しないのだそうです。


と言うわけで、確かめてみると、本当です。スイッチを押しても、反応なし。まったくピコ音もしないし、ファンの回る音もありません。


何の見通しもなくケースを開けて、内部を覗いてみると、どうやら、外部のスイッチボタンのせいというよりは、本体のスイッチ部分が2機能していないようです。


パソコンの思いがけない不調に見舞われることは、数え切れないほど経験しましたが、起動音もしないし、エラー音も出ない、BIOS設定画面も呼び出せないという症状は、前例がありません。


自作パソコンの場合、スイッチ部分のパーツ交換というアイディアも浮かぶのですが、あいにくメーカー製の中古パソコン(ビジネスタイプらしい)で、USBやらいろいろなパーツにつながる基板と一体のスイッチ(言葉でどう表現すべきかわかりません)なので、お手上げです。


さあ、どうしましょう。


1)新調する。


2)OS付きの中古製品を探す。


というのが手っ取り早い選択肢ですが、現在の環境やデータをある程度移植して、使い勝手を今の状況に近づけるためにはどうしよう?などと考えるとなかなか厄介です。


そこで思いついた第三の矢は、ジャンクショップで互換部品を探す、というバクチのような荒技。さあ、どうしましょう?


夜は冷え込みましたが、翌日もよく晴れました。


庭の柚子の実。


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残りわずかとなった柿。


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純白の山茶花。


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ほんのりピンクの混じる山茶花。


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鉢植えの ツメレンゲ。


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帰り道、パソコンショップで、新品から中古まで、いろいろ物色し、ちゃんとインストールディスクも揃った2万前後の中古品二,三点に目星をつけたうえで、おなじみのハー○オ○にも立ち寄ってみました。ここでも、保証付きの中古品を見繕って、念のため、冷やかし半分にジャンクコーナーを覗いてみると、問題の故障パソコンと同シリーズの類似機種が、「ハードディスクなし」「電源は入りました」というコメント付きで、2,000円弱で並んでいました。どうしましょう?宝くじか、はたまた福袋のごとし、で、自分に都合のよい空想ばかりが広がって、射幸心を煽られます。


店員さんも「ハードディスクがありません」と、小声で、気の毒そうに確認してくださいますが、エイ、いちかぱちか、もう引き返すことはできません。(カジノ法のもたらす惨禍、怖いです)


半分は意気揚々と、半分は後悔しながら持ち帰ったジャンク品の、スイッチを含むパーツの部分が、なんと故障パソコンのそれと同一型番でした!ラッキー!!と喜んで、早速ソックリ付け替えます。キーボード、マウス、ディスプレイをつなぎ、電源プラグを差し、固唾を呑んでスイッチを、押しても押しても、うんともすんとも言いません。どうせこんなところでしょう、とうそぶいてはみても、がっかりです。


すると、スイッチ部分の故障というよりは、マザーボードのトラブルでしょうか?


試しに、HDDなしのジャンクパソコンに電源をさして、スイッチをいれると、ちゃんと元気に起動しbios画面が出てきます。


ちなみに、二つの機種の差異はこんな感じ。


故障パソコン


  • CPUはPentium4。
  • OSはウィンドウズXP。

ジャンクパソコン


  • CPUはCeleron。
  • OSはウィンドウズVista。

機種の型番は違いますが、同一シリーズのものと思われます。外見も良く似ています。ケース蓋を開けて内部を覗くと、パーツの配置は少し違いますが、刻印されているマザーボードの名称は同じように思えます(自信なし)


そうなると、破れかぶれのバクチついでに、故障パソコンのOSもデータも入ったHDDを、ジャンクパソコンにそのままつないでみようかという誘惑を抑えきれません。


さてどうなりますか。続きは次回です。


追伸。昨日今日と続けたパソコン遊びにも飽いたので、今日は午前中、少々遠歩きしました。


桜紅葉が散り残っています。


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稲の切り株が焼かれ、黒々と焦げているのは、この季節の風物詩です。


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尾花が光をまとって美しいです。


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鴨川。今年も渡り鳥の憩いの場になっています。


コガモの個体数が一番多いようです。


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マガモを、今シーズン初めて見ました。
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一番手前(右端)はカンムリカイツブリです。


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あちらこちらに何羽も姿が見えます。


広い川なので、300mmでは遠すぎて識別も困難ですが、トリミングしてみます。


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冬鳥の季節になりました。


夕方は演劇鑑賞。文学座公演「女の一生」。杉村春子の舞台が有名ですね。ウィキペディアの「杉村春子」の項にこうあります。


特に1945年4月、東京大空襲下の渋谷東横映画劇場で初演された森本薫作『女の一生』の布引けいは当たり役となり]、1990年までに上演回数は900回を超え、日本の演劇史上に金字塔を打ち立てた。作中の台詞 "だれが選んでくれたんでもない、自分で歩き出した道ですもの-" は、生涯"女優の一生"を貫いた杉村の代名詞として有名。


駐車場から演劇会場までの往復も合わせて、今日一日の歩数は13000歩あまり。快い疲れとともに終わった日曜日でした。


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閑谷学校の楷の木、の巻 [折々散歩]

特別史跡旧閑谷学校」のHPにはこのような紹介記事があります。


近代化の原動力となった旧閑谷学校 「日本遺産第一号」に認定

閑谷学校は江戸時代前期の寛文10年(1670)に岡山藩主池田光政によって創建された、現存する世界最古の庶民のための公立学校です。初めて閑谷の地に来観した池田光政は、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛、地方のリーダーを養成する学校の設立を決めたのです。この学校の永続を願う藩主の意を受けた家臣津田永忠は、約30年かけて、元禄14年(1701)に現在とほぼ同様の外観を持つ、堅固で壮麗な学校を完成させました。

平成27年(2015)4月には「近世日本の教育遺産群」として特別史跡旧弘道館、史跡足利学校跡、史跡咸宜園跡などとともに最初の日本遺産に認定されました。(後略)


ところで岡山県には、県立和気閑谷(わけしずたに)高等学校という高校があります。その公式HPに、このような校長挨拶が掲載されています。


和気閑谷高等学校は、1670年に岡山藩主の池田光政が、地域のリーダーを育成するために、武士だけでなく、庶民の家に生まれた少年や他藩の少年も学ぶことができる学校を閑谷の地に開いて以来、今年で348年目を迎える、日本で最も長い歴史と伝統を誇る高等学校です。(後略)


「創立348年」を名乗る高校は、全国広しといえども、寡聞にして私は他に知りません。気宇壮大というか、大言壮語というか(いや、シツレイ。言い過ぎの段、校長はじめ関係各位に。謹んでお詫び申し上げます)。


この季節、聖廟(せいびょう)前に植栽されている2本の楷の巨木が


一本は紅色、一本は黄色に色づき、見学者を感嘆させます。特別史跡旧閑谷学校HPの記事を引用します。


楷の木(かいのき)

四季を通して情緒豊かな「学問の木」。

聖廟前に植えられた二本の楷の木は、中国山東省曲阜の孔林から種子を持ち帰り苗に育てられた内の2本です。

紅葉の季節には美しく色づく楷の木を見ることができます。


聖廟前に植えられた二本の楷の木は、中国山東省曲阜の孔林から種子を持ち帰り苗に育てられた内の2本です。


重要文化財
聖廟(せいびょう)

儒学の祖、孔子の徳を称える最も重要な施設。

孔子廟、西御堂とも呼ばれ、最も重要な施設として中央の一番高い所に配されています。

奥の大成殿には孔子像が安置され、毎年10月には儒学の祖、孔子の徳を称える「釈菜(せきさい)」の儀式が行われます。


以前楷の木を話題にしたこの記事でも、閑谷学校のそれに触れました。


再生の象徴 楷の葉は緑(2015-09-22)


先日、so-netブログのmajo様の9月19日付の記事「国会前へピクニック」のなかで、憲法制定50周年に記念植樹されたという櫂(楷)の木(カイノキ)が、平成25年の台風で倒壊したけれど、残された種子から後継樹が育っていると紹介してくださっていました。

(写真、お借りしました。 )
そこで、majoさんはこう書いておられました。

日本国憲法は、改正されてはいませんが
一内閣で大きく変えました。戦える国にです
しかし、倒れたこの木のように、また私たちはこの国を再生させなくてはなりません。

まことにその通りと、心を胸を打たれました。
ネット検索すると、奇しくも同じ日の「東京新聞」のコラムにこんな記事を見つけました。

国会議事堂の前庭に、一本の若木がある。憲法施行五十周年を記念して、参議院が植樹したという「楷(かい)」の木だ▼楷は紅葉が美しいウルシ科の落葉樹で、孔子の墓に弟子が植えたとの伝承がある。文人が好んで庭に植えたため「学問の木」とも呼ばれる。楷の字には、「正しく、規範となる」との意があるから、なるほど立法府が植えるにふさわしい木だろう▼さて、国会での安保法制の審議と採決のありようは「楷」に恥じぬものであったろうか。多くの法学者らが「違憲だ」と言うだけでなく、研究室から国会前に駆けつけて廃案を訴えた▼憲法学の泰斗・樋口陽一さん(81)も先日、マイクを握って議事堂に向かい、「みなさん一人一人が歴史に責任を持っている。自分の良心に照らして投票を」と呼び掛けたが、多数の力で押し切る与党の姿はまるで、「学問の木」を切り倒すかのようであった▼ただ樋口さんは国会前で声を上げ続ける市民らを見て、こうも語っていた。「(政権は)憲法のみならず、これまで積み重ねられたあらゆるものを壊そうとしているが、壊れないものを私たちはもうつくった。何があろうとも壊れない、壊させない。それが、ここにいる人たちとの絆です」▼実は国会前庭の楷の木は二年前の台風で倒れてしまったが、しかと再生したという。たくましき楷は国会の外で大きく育っていくはずだ。

正確には、majo様の記事の通り、種子から苗を育成したようですが。
ところで、楷の木は、孔子の死を悼んで、その墓(孔子廟)に弟子の子貢(しこう)が植えたとされます。「学問」、「規範」のシンボルとされる木だそうで、科挙(官吏登用試験)の合格祈願木ともされたそうです。楷書の「楷」もこの木にちなむとされます。
まことに憲法を象徴するにふさわしい木といえます。暴虐の嵐にいったんは倒れることがあったとしても、必ず不屈に再生させることができるのだと、勇気づけられるエピソードです。
因みに、子貢は字(あざな)=呼び名で、姓は端木、名は賜といいました。孔子の高弟のうちでも際立って弁論に優れ、また実業の才覚もあり、孔子一門を財政的にも支えたといわれます。

( 中略 )

孔子の死後、弟子たちは孔子の墓のそばで三年間喪に服したそうですが、子貢は六年間服喪したと伝えられています。
そういえば、櫂の木については、私も以前、この記事で写真を載せたことがありました。
あれは、県の「三徳園 -岡山県立青少年農林文化センター」という施設を取り囲む森=「小鳥の森」を訪ねた時の記事でしたが、たくさんの楷の木がそこにはあります。
岡山県には、ほかにも、「閑谷学校」や、「(平串)田中(でんちゅう)美術館」など、みごとな楷の大木で有名な名所が少なくありません
田中美術館のホームページにこの記事がありましたので引用させていただきます。

楷は中国原産の落葉喬木で、新芽は美しい紅色、若芽は芳香があるので茶の代用とし、幼芽は食用とします。
葉の生じ方や枝振りが直角に整然としていることから、樹木の手本になる木として貴ばれ、儒学の祖、孔子が亡くなった時に弟子の子貢が、人間尊重と人格形成を説く孔子を偲んで墓所に植えました。
そのため「学問の木」と呼ばれており、書道でいう楷書の語源もこの木にちなんで名付けられたと言われています。(中略)楷を最初に日本に入れたのは白沢保美博士(当時、農商務省林業試験場長・林学博士)で、大正4年に博士が中国に出張したさい、孔子の墓所にある楷の根元に落ちていた種子を持ち帰り、林業試験場で下種し苗を育て、これを湯島聖堂(東京・大正11年)、足利学校(栃木県・同年)などの孔子ゆかりの地に植えました。岡山では大正14年、旧閑谷学校に植えられ、その後県庁、三徳園、岡山大学、後楽園にも株分けされました。(後略)


この閑谷学校は、県の東部に位置し、私の郷里とは経度がほぼ同じですので、直進的に南下する経路をたどれば、少しだけ遠回りですが、ついでの感覚で立ち寄ることができます。しかし、いつでも行けると思ううちにシーズンをのがし、これまでに一度行ったことがあるだけです。かなり以前、郷里の家からの帰り道、妻と一緒に見に行のがその機会でした。その時は、入場料を惜しんで、周囲の取り囲む石塀(せきへい)の上からのぞき見をして帰りました。カメラ(フィルムカメラだったはず)も持っていたと思いますが、その写真はどこにあるかわかりません。


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改めて今回も、石塀の外から撮影してみました。機材は、Pentaxk5Ⅱ+TAMRONSP AF17-50mm F2.8 XR DiII 。お天気が曇り気味でしたので、明るい広角系のズームレンズを準備してきました。






正面に見えるのが「校門(鶴鳴門)」です。


HPの解説から引用します。


重要文化財
校門(こうもん)

屋根は備前焼の本瓦葺き、棟に鯱を載せた正門。

廟の正門として建てられたもので閑谷学校の校門でもある。

中国最古の詩集である「詩経」の中の詩に因んで鶴鳴門ともよばれる。

両脇に花頭窓のある付属屋を付けるなど中国の建築様式を模しており、貞享三年(1686)の造営である。


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左に赤、右に黄色の楷の木が見えます。


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石塀越しに講堂が見えます。


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今回は、入場料を払って敷地内を見学しようと固く決意して出かけたのでした。一般400円の入場料が、65歳以上は200円になります。そして、駐車場も無料です。


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昨日ご紹介したチャボツレンズの画像はこれ。


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もう一つ、pentaxKX+smc PENTAX-FA 100mm F3.5 MACROという組み合わせも持ってきていました。


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風が吹くたびにはらはらと落ち葉が舞います。


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今日はこれにて。


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チャボツレンズの大奮闘、の巻 [折々散歩]

以前「チャボツレンズ」と訳のわからない愛称をつけたレンズがあります。↓こんな記事参照。


チャボツレンズもまた楽し


あな哀れ チャボツレンズに 秋の風


今朝は、「tamron」と「単焦点」の両要素を満たすレンズ、「tamron BBAR MULTI C AUTO 135mm F2.8」を引っ張り出してみたのだ。これは、ヤフオクで手に入れたもので、おなじtamronでも、かなり世代が旧いレンズらしいが、描写は気に入っている。ただ、用途が限られるので、いつも持ち歩くことにはならない。 (中略)

描写はこの通りで、満足のレベルと言える。

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(中略 )このレンズは、バッグにしまって、しばらく散歩と撮影を続けた。

と、何やら、腿のあたりがひんやり冷たい感じがする。 不審に思って確かめてみると、ズボンにかなり大きいシミができている。雨に濡れた覚えもないし、水を浴びた記憶もない。何かにもたれたときに濡れただろうかと、少々不気味な不思議さを覚えたが、訳がわからない。

そのまま歩いていると、バッグからぽたりぽたりと水がしたたり落ちている。中を覗いてみると、ペットボトルのお茶が、蓋がはずれてぜんぶこぼれてしまっている。バッグの中は、水(訂正お茶!)びたしとなっている。

すると、レンズは?

水没レンズは聞き覚えがあるが、茶没(チャボツ)レンズは初耳だ。

あな哀れ チャボツレンズに 秋の風

傷心のうちに帰宅し、ティッシュで拭いたが、レンズ内部までびしょ濡れで、効果がない。

ドライヤーを最強で当てて数十分、レンズが熱くて持てないほどに熱して、ほとんど乾かしてみたものの、まだレンズの曇りが取り切れない。防湿庫にて安らかに休ませている所だが、さてどうなることやら。とほほ。


このガラクレンズを久しぶりに引っ張り出し、リコーGXRリコー MOUNT A12に装着してみました。マウントアダプターがもろくも故障してしまったことは前回書きましたが、故障したのは最近購入したDAレンズ(絞りリングなし)用の、絞り付きマウントアダプターでしたが、旧来のKレンズ(絞りリング付き)用のシンプルなマウントアダプターは健在なので、 これを使いました。11月13日(火)、訪ねたのは岡山県備前市閑谷(しずたに)にある「特別史跡旧閑谷学校(しずたにがっこう」です。


今回は、このチャボツレンズの奮闘ぶりをご紹介します。


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悲運のガラクタオールドレンズにしては、なかなか雰囲気のある画像になっていませんか?切りがないので今日はここまで。


閑谷学校の記事は次回に続きます。


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紅葉の備中国分寺、の巻 [折々散歩]

昨日の記事の続きです。

やっぱり、記録しておかないと、2~3日経っただけで撮影機材がわからなくなってしまっています。

まず、OLYMPUSpm1+パナソニック LUMIX G 14mm/F2.5 。今回の紅葉撮影で大活躍でした。

井山宝福寺からの帰り道、備中国分寺に寄ってみました。

刈り取り前の稲田と、切り株が整然と並ぶ苅田のむこうに五重塔がそびえています。14mmレンズ(フォーサーズですねで、35mm換算だと28mm相当)での広角画像が続きます。

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真下から五重塔を見あげます。紅葉の赤が鮮やかでした。

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樹種によって、色づきが様々です。

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まだコスモスが咲き残っている場所もありました。

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次の画像は、pentaxK5Ⅱ+smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL。

実は、pentaxK5Ⅱは、望遠撮影用に、AFBORG60EDを装着していて、ヒイゴ池ではトンボやジョウビタキの撮影に使ったのですが、井山宝福寺の紅葉撮影では、不要と考えてリュックグに入れたまま車の中に置いていました。ですが、リコーGXRに取り付けていたsmc PENTAX-DA 35mmF2.4ALが、マウントアダプターの不具合で不調になったので取り外し、pentaxK5Ⅱに付け替えることにしました。

五重塔のいろいろな表情をお楽しみください。

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もうひとつ持ち歩いたのは、リコーGXRに標準のカメラユニット「 RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4」。  「1/1.7型約1000万画素CCD」搭載という、コンデジ相当の性能の組み合わせですす。

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こんな表示がありました。

平山画伯にこんな構図の絵がありましたね。

五重塔そばの紅葉です。

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そんなことをしていると、家にお客さんとの連絡があり、切り上げて帰りました。帰ってみると、長女が持ち帰り仕事をしたいのでと2歳児の孫を連れてきていました。小2の従姉が、子守をしてくれていました。

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以上、日曜日のできごと。

12日(月)は、洗濯物を干しながら様子を窺っていますと、朝登校したはずの小5生が引き返して来て、そのまま家から出てきません。ちょっと心配でしたが、登校時に転んで肘と膝に擦り傷をつくって帰ってきたそうです。肉体の傷ならば癒やす方法もわかります。一安心でした。

13日(火)は、撮影目的でお出かけしました。この記事は次回の予定。

14日(水)は、アルバイト日。冷え込みました(例年なみです)。

今日はこれにて。


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紅葉の井山宝福寺、の巻 [折々散歩]

カメラやレンズの記述が煩わしいことと思います。

デジカメというものは便利なもので、撮影画像ごとにExifなものに撮影時の各種データが情報として記録されていて、あとで確かめることができます。しかし、残念なことに、オールドレンズを使ったり、マウントアダプターを介して他社レンズを装着したり、という私の「道楽」はデータとしては記録されません。その時その時の思いつきでカメラとレンズを組み合わせて出かけるのですが、どんな機材で撮影したかをすぐに忘れてしまうので、自分用の心覚えに記事中に記録しております。それ以外にはほとんど意味もありませんので、どうぞ無視してください。

さて、先日の行き当たりばったりの紅葉狙いのドライブで、井山宝福寺は目的地の一つにしていましたので、過去の教訓を役立てるつもりで、広角系の準備は怠りません。

井山宝福寺の紅葉、の巻(3)

もう一つ、広角撮影用に準備してきていたのは、OLYMPUS E-PM1+Panasonic LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH。このレンズは28mm相当。これまた軽量コンパクトな、ポケットサイズの組み合わせです。

【中古】オリンパス(OLYMPUS)PEN mini E-PM1 ボディ (ホワイト) (1230万画素/SDXC) (レンズ別売)【291-ud】

【中古】オリンパス(OLYMPUS)PEN mini E-PM1 ボディ (ホワイト) (1230万画素/SDXC) (レンズ別売)【291-ud】

Panasonic 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 14mm/F2.5 ASPH. ブラック H-H014A-K

Panasonic 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 14mm/F2.5 ASPH. ブラック H-H014A-K

    下は、この組み合わせで撮影したものです。

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    軽快な撮影ができます・

    次は、OLYMPUS e620に標準ズームの ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 。すでに旧世代の取り合わせ。久しぶりに使ってみますが、悪くはありません。

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    最後は、遊び心で持って出たリコーGXR+MOUNT A12(ライカMマウント)に、アダプターを介してsmc PENTAX-DA 35mmF2.4AL。

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    どうでしょうか?、好みの写真になった気がしますが、ヘンに規格外のものを贔屓してしまう気性ののせいかも知れません、、、。

    ところが、この撮影中に、pentaxKA→Mマウントアダプターに異変が。妙にグラグラし始めて、きちんと固定できません。困った困った。

    紅葉、黄葉、まだまだ続きます。今日はここまで。


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    行き当たりばったり、の巻 [折々散歩]

    昨日の日曜日、モミジでも写したいなと思って家を出たのでした。けれども、目当ての場所までスムーズに行き着けず、回り道の末、行き当たりばったりに総社市ヒイゴ池を訪ねたことは、昨日の記事に書きました。それなりの出会いはあって満足したのですが、せっかくなのでモミジも見て帰りたいと、例年どおりで変わり映えしませんが、やっぱり井山宝福寺に向かおうと考えました。

    宝福寺の紅葉に関しては、過去にもこんな記事でご紹介しています。

    井山宝福寺の紅葉、の巻(3)

    井山宝福寺の紅葉、の巻(2)

    井山宝福寺の紅葉、の巻(1)

    足守の先は吉備路の紅葉かな

    ザリガニとトンボとモミジ紅競う

    さて、ヒイゴ池から宝福寺に向かう道があやふやです。かつて何度か通ったよりも、近道があるような気がして、いつもと違う方向に進路を取ってみました。途中、公園めいた場所を通りかかります。ヒイゴ池を初めて訪ねた時に目印にした総社北公園のようです。朝から我慢していたお茶とトイレを、ここで足したくて途中下車しました。

    植栽がこのように色づいていました。

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    岡山空港から飛び立つ飛行機が大きく見えます。標準ズームレンズでこの大きさですから、

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    秋葉山への方角を示す標識がありました。確か秋葉山は、宝福寺の裏山だったと記憶しています。細い山道をずんずん進んでいくと、期待通り、宝福寺の第2注駐車場のところへ出ました。さすがに多数の観光客で、駐車場はほとんど満車状態でしたが、辛うじて滑り込むことができました。

    行き当たりばったりも極まれりです。

    ところで「行き当たりばったり」の「ばったり」ってどんな意味?気になり始めると落ち着きません。同じような疑問を持った方がおられるらしく、ネット上にもいろいろな発言が載せられていますが、結局のところは「?」です。

    「ばったり倒れる」ーーーちょっと違うかな?

    「ばったり出くわす」ーーー関係ありでしょうか?

    「アッカド語(古代メソポタミアの一言語)由来の語で”bat,ali”=停止の意から」ーーーへ~え。

    「場当たり」の転---案外そんなところでしょうか?

    とにかく、行き当たりばったりは、私の人生の基本的な流儀と言うしかありません(汗)

    モミジの画像を少しだけ掲載します。

    OLYMPUS PM1にパナソニック LUMIX G 14mm/F2.5 ASPHを装着しての撮影。軽快でコンパクトです。

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    リコーGXRリコー MOUNT A12にアダプターを介してsmc PENTAX-DA 35mmF2.4ALを装着。マニュアルフォーカスが思うに任せませんが、味のある絵にはなりました・

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    宝福寺の三重塔などの画像は次回。今日はここまでです。


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    竜の肝ですか、の巻 [今日の「これなあに」?]

    今日は岡山マラソンの日。


    去年の大会には、大阪の孫のママが出場して完走したことをお伝えしました。



    実は妊娠中だったことがあとでわかり、ひやりとしましたが、無事出産し、もうすぐ百日を迎えます。


    今年は知り合いが走るという情報も聞かないので、応援はパスすることにしました。


    市内中心部はもとより、我が家近くの幹線道路も、マラソンのため交通規制があり、車は通行止めで通れません。と言うわけで、それを避けた外出を計画し、アソコとアソコとアソコを訪ねようとプランを練って出発。したまではよかったのですが、今日もまた、うかつな迷い道の末、ぐるぐると大回りをした挙げ句、ようやく見慣れた場所に出たので、予定にもなかった総社市ヒイゴ池を訪ねてみました。


    夏の水害後の修復工事の影響か、周辺の様子が少し変わっています。 また、さすがにオフシーズンのせいでしょうか、枯れかけた雑草が繁って、荒れて殺風景な印象です。


    以前、この湿地のハッチョウトンボやトキソウ、サギソウをご紹介しましたが、さすがに季節はずれ。期待もせずにぶらりと周遊してみました。


    すると、足もとにこの花。


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    リンドウのようです。リンドウ根は薬用とされ、苦みが強いことから「竜の肝のようだ」として中国語で竜胆と漢字表記されたそうですね。


    群生せず、一本ずつ咲く姿から花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」といわれている(ウィキペディアより)そうですね。


    ほかにも、「正義」「あなたの悲しみに寄り添う」「気遣う心」「高貴」「勝利」「満ちた自信」「愛らしい」などの花言葉があるそうです(花色によって)。「NHKラジオ深夜便誕生日の花ときょうの一句」では、11月22日の花として挙げられ、「竜胆のこの径(みち)夢にみたる径 橋 閒石(かんせき)」の句が添えられています。


    この花は?


    ヒヨドリバナに似ていますが、小型で湿地に生育するというサワヒヨドリでしょうか。


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    この赤い実は?


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    この赤いトンボは?


    見覚えのある赤とんぼにくらべて、ひときわ小型で体長3cmほどでしょうか。


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    湿地内に立てられている説明板に、こんな写真がありました。


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    ハッチョウトンボが生息する湿地などに住むと言います。きっとこれでしょうね。


    梢で高く、聞き覚えのある声でさえずっている鳥がいます。


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    トリミング画像。


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    ジョウビタキ♀のようです。


    続きは次回。きょうはこれにて。


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    孫の音楽発表会、の巻 [折々散歩]

    今日は、小学校の音楽発表会。


    学年順に発表しますので、2年生と5年生をピンポイントで見ればすむところですが、今年は全学年の発表を鑑賞しました。


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    年齢相応に、それぞれ持ち味があり、低学年は幼いなりにひたむきで、学年が上がるとさすがに技量も向上し、音楽的感動を観客に与えます。四年生の終わりに罹った、インフルエンザのあと、登校しにくくなり、親やじじばばが送り迎えして保健室でお世話になると言うことが続いていた小5生も、最近では妹と一緒に登校班で登校し、その時の調子で保健室と授業とを往復するようになっていて、時々お迎えを依頼されることはありますが、自力で歩いて帰ることもある、といった具合です。その彼も、この音楽発表会には、練習段階から参加できたらしく、クラスの仲間と一緒に合唱、演奏はもとより、与えられたセリフもしっかりこなしていました。


    昨日は少し崩れた天候も、今日は快晴。


    小学校近くの公園の植木もすっかり色づいています。


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    昨日の記事の訂正があります。


    使用した単焦点レンズをsmcPENTAX-DA 50mmF1.8と書きましたが、smcPENTAX-DA 35mmF2.4の間違いでした。50mmレンズは、マニュアルフォーカスのフィルムカメラ時代の「標準レンズ」で、複数カブっているので、DA 50mmF1.8は買わずに我慢しているのでした。



    PENTAX 単焦点レンズ DA35mmF2.4AL Kマウント APS-Cサイズ 21987 ブラック

    PENTAX 単焦点レンズ DA35mmF2.4AL Kマウント APS-Cサイズ 21987 ブラック

    • 出版社/メーカー: ペンタックス
    • メディア: エレクトロニクス



    きょうの音楽発表会には、テストがてらDA55-300mmを仕様。午後の散歩でも、引き続き使い心地を試してみました。


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    明るい場所での写りは、まずまず満足です。


    今日はここまで。


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    年賀状の季節、の巻 [折々散歩]

    11月ともなると、年賀状の話題があちこちで始まります。昨日ご一緒したSさんは、いつも自作の版画刷りの賀状をくださいます。いろいろな話の流れで年賀ハガキを買わなきゃ、という話題になりました。


    私の場合、毎年、郵便局に縁故のある知人の紹介で、予約購入しています。ささやかながらノルマ達成に協力するつもりで、、。昨日帰宅しましたら、そのハガキの包みが届いていました。


    一方、この季節は、喪中欠礼 ハガキが舞い込む時期でもあります。以前は年長の親族の喪中という報せが、一枚二枚という状況でしたが、年齢を重ねるにつれて、ご父母などが亡くなられたとの報が、数枚もまた十数枚も届くようになりました。さらに近年は、ご本人や配偶者の逝去というケースも表れるようになり、年頭には賀状を頂いたのにと驚くことが重なるようになりました。


    昨日も、一通、喪中はがきが届いていました。それに目をやると、私が高一の時に担任していただいたN先生のご逝去を知らせる、奥様からのハガキでした。一瞬目を疑いました。


    というのも、ごく最近、電話でお声をお聴きしたばかりだったのです。いつのことだったっけと思いをめぐらせつつ、お葉書の文面を確かめると、今年5月に亡くなられたとあります。半年も前?と仰天しつつ記憶をたどると、


    一筆啓上仕り候、の巻


    などの記事でご紹介した「退職教職員アピール」への賛同をお願いする手紙を、ぶしつけながら封書で差し上げていたところ、ご丁寧にお返事の電話をくださったのでした。


    「身体を壊して、思うに任せないが、君たちの運動に賛同していますよ。」という趣旨のお話でした。何年ぶり、いや何十年ぶりにお聞きするお声でした。


    高1時代の学級担任で、英語を習いました。温厚で、かつ厳格なジェントルマンでした。思い出は、いろいろと浮かんできます。


    バス旅行の中での一コマが、不思議にしばしば思い出されます。マイクが回って、次々に歌を披露するようなとき、N先生が歌われたのは「原爆を許すまじ」でした。


    度々参照させていただいている二木紘三のうた物語


    「原爆を許すまじ」のページから引用させていただきます。

    原爆を許すまじ:浅田石二、作曲:木下航二

    1 ふるさとの街焼かれ
    身よりの骨埋めし焼土(やけつち)に
    今は白い花咲く
    ああ許すまじ原爆を
    三度(みたび)許すまじ原爆を
    われらの街に

    2 ふるさとの海荒れて
    黒き雨喜びの日はなく
    今は舟に人もなし
    ああ許すまじ原爆を
    三度許すまじ原爆を
    われらの海に

    3 ふるさとの空重く
    黒き雲今日も大地おおい
    今は空に陽もささず
    ああ許すまじ原爆を
    三度許すまじ原爆を
    われらの空に

    4 はらからの絶え間なき
    労働に築きあぐ富と幸
    今はすべてついえ去らん
    ああ許すまじ原爆を
    三度許すまじ原爆を
    世界の上に

    《蛇足》 昭和29年(1954)3月1日、アメリカは、中部太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で「キャッスル作戦・ブラヴォー」と名付けた水爆実験(写真)を行いました。

    このとき、160キロ東で操業していた静岡県焼津のマグロ漁船・第五福龍丸が死の灰をかぶり、約7か月後の9月23日、同船の久保山愛吉無線長が亡くなりました。
    第五福龍丸被爆のニュースとともに、反原水爆運動が一気に盛り上がり、5か月後、原水爆禁止署名運動全国協議会が生まれました。

    この歌が作られたのは、このころです。東京・大井の町工場の工員・浅田石二が作った詞に、都立日比谷高校の社会科教師・木下航二が曲をつけました。発表は昭和29年7月28日。
    亡くなった久保山無線長は、静岡県漁民葬において、静岡大生らが歌うこの歌で送られました。

    時はすべてを忘れさせるといいますが、過去の傷みを忘れた、あるいはあえて無視しようとする者たちが、政府のなかにも増えてきました。

    (二木紘三)


    九州への修学旅行の時だったかとも思うし、その時は担任が変わっているから同じバスに乗り合わせるのはヘンだし、などと迷いますが、記憶があやふやではっきりしません。ただその静かだが胸を打つ歌声の響きと、「みたびゆるすまじげんばくを われらのまちに」という厳かなフレーズは、耳から離れません。


    高校在学中から、年賀状のやりとりだけは続いていました。10年前の冬、私が動脈瘤手術を経験し、回復退院した直後、年賀状を出しそびれたご挨拶がてら、知己の方々に病気自慢めいた寒中見舞いを送ったことがありました。その時、N先生から心温まるお見舞いと励ましのお便りを頂戴しました。


    あれから10年、そのN先生をはじめ、その時見舞ってくださった方の何人もが先に逝ってしまわれ、見舞われる側だった私がまだ生存していることの不思議を感じます。世の無常を思わずにはいられません。




    きょうの付録は、以前この記事で書いたレンズの一件の顛末。


    相も変わらぬガラクタ較べ、の巻


    最近、カメラ量販店の中古コーナーに、「L」のつかないDA55-300mmが、税別九千円台で陳列されていて目を疑いました。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ソフトケースと、最低限の付属品は揃っています。「レンズ内ゴミ多し、並品」と表示されています。さすがに理性が働いて、衝動買いはしませんとも。
    それから一週間ほどは、忘れようとしていました。が、昨日、通りがかりに立ち寄ってみると、まだありました。外観は「並」とは言うものの十分綺麗です。店員さんに言ってレンズの中も覗かせてもらいましたが、ゴミぐらいなら写りに影響はないだろうと思い、定めに従って購入することにしました。


    読み返すと、この記事の「定め」の意味が不明でしたね「運命」と書きかえた方が良かったかも知れません。


    が、それほどの惚れ込みようにもかかわらず、レンズ内の汚れは予想以上で、写りにも影響があると言う感じが拭えません。これを我慢して使い続けるか、それとも返品を申し出るか、という二つの順当な選択肢を尻目に私が選んだのは、泥沼的、自滅的な修理依頼という処置でした。一応修理見積もりは出してもらいましたが、カメラ店に修理を依頼したのが10月17日、それから2週間もしてから示された見積もりは約12,000円。なんと本体購入価格を上回る金額です。いやしかしこれも想定内。毒をくらわば皿まで、行け進め!!!の世界です(とほほ)。


    その修理ができあがったとの報せがあって、昨日受け取りました。


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    やはり、精細度不足は気のせいではなかったようです。


    昨日は、PENTAX KxにsmcPENTAX-DA 50mmF1.8を装着して家を出て、帰りにカメラ屋に立ち寄って DA55-300mmへ換装して試し撮りをしてみるつもりでした。



    旭川の眺め。


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    岸辺に桜が咲いていました。


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    smcPENTAX-DA 50mmF1.8は、新品でも1万円強。



    今回の修理代金とトントンです。新たなレンズ購買層をくすぐるための「撒き餌レンズ」と呼ばれるらしいですが、そのコストパフォーマンスは、なかなかのものです。


    一方、DA55-300mmの写りは?



    PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

    PENTAX 望遠ズームレンズ DA55-300mmF4-5.8ED Kマウント APS-Cサイズ 21720

    • 出版社/メーカー: ペンタックス
    • メディア: エレクトロニクス
    昨日は、確かめるチャンスがなかったので、今日の散歩で実験してみました。あいにくの雨~曇りの天気でしたが、、、



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    写りに破綻はないようです。


    このモズのピンぼけは、正面でとらえられなかったためのご愛敬です。


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    今日はこれにて。


     


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    昨日は立冬でしたが、、、の巻 [折々散歩]

    昨日は立冬.さすがに朝夕は寒さを感じますが、日中は汗ばむほどの陽気が続きます。

    一昨日は郷里へ、昨日はアルバイト日、今日は教育相談のボランティア日で、まとまった記事も画像もありません。と言うわけで、きょうもストック画像でお茶を濁すことにします。

    11月5日(月)、午前中のアルバイトを終えて、午後近所のプチ散歩をしたときの写真です。

    まずは、自然環境体験公園の秋模様。

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    児島湖畔を歩きます。

    湖を挟んで正面は常山。逆光を浴びて、ススキのシルエットが際立ちます。

    今期初めて、カンムリカイツブリを発見。

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    オオバンと一緒に泳いでいます。

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    オオバンの群と泳ぐキンクロハジロ。

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    頭上を飛翔するユリカモメ。

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    芦原のホオジロ。

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    これはオオジュリン?

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    モズ。

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    結構大きな獲物を飲み込もうとしています。

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    ハクセキレイ。

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    これは?

    キセキレイでしょうか?

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    長く続いた好天も、今日の夕方頃から下り坂。今夜から明日にかけては雨も降るらしい。穏やかな晩秋の情景を楽しめる日も、残りわずかかも知れませんね。

    今日はこれにて、


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    リンカ-ンを生んだ国、の巻 [折々散歩]

    先日半田山植物園を訪ねた動機の一つは、秋バラを楽しむことでした。

    「アンネのバラ」が美しく咲いています。

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    以前この記事を書いたのは、去年の12月でした。

    アンネはどう思ったでしょうか?の巻

    今朝の「しんぶん赤旗」のコラム『潮流』欄にこんな文章がありました。一部を引用します。

    歴史から何を教訓として引き出すのか。いま注目されている劇団チョコレートケーキの「あの記憶の記録」を見て、あらためて考えさせられました▼舞台は1970年のイスラエル。アウシュビッツの生き残りの主人公が、息子が通う高校の若い女性教師の求めに、収容所の体験を語りはじめます。「特殊任務」をあてがわれ、同胞たちをガス室に案内し、その死体を自ら処理したおぞましい体験。「良い奴(やつ)はみんな死んだ。最悪の場所で最悪の人間にならなければ生き残れなかった」▼ホロコーストの悲劇をくり返さないために何が必要か。「イスラエルは強くなければならない」と、軍備増強と先制攻撃は当然と口にする女性教師。主人公は反論します。「国のために誰かを踏みにじるなら、俺たちもナチスと同じだ」―(中略)▼エルサレムを一方的にイスラエルの首都と認定したトランプ米大統領。その決定を無効とし、撤回を求める決議案が国連で採択されました。圧倒的多数によって。主人公のセリフがよみがえります。「正義とは拳を振り上げることではない。正義とは人を悲しませないことだ」

    半田山植物園に「アンネのバラ」と呼ばれる薔薇が植えられています。
    ベルギーの園芸家が作った新種のバラで、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの父オットーフランク氏に贈られたといいます。1972年に10本、1976年に再び10本が、オットー・フランク氏から日本に贈られ、全国で「アンネのバラ」として育てられているそうです。
    ウィキペディアにはこう紹介してありました。

    アンネのバラは蕾の時は赤、開花後に黄金色、サーモンピンク、そして赤へ変色する特徴がある。これは、もし生き延びる事ができたなら、多くの可能性を秘めていたアンネを表現している。

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    ピースと名付けられた品種です。

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    見れば、「1945年作出、フランス」と解説されています。

    第二次大戦の終結した年。それだけに、「平和」への願いの痛切さが、胸に響きます。

    他にも、いつものように品種名とともにバラの花を写して帰りましたが、煩瑣になりますので、写真だけをいくつか載せます。

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    最後に、このバラの名前は書き留めておきましょう。

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    第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを称えた花でしょうか?リンカーンと言えば、以前これらの記事で話題にしたことがあります。

    英チルコット委員会報告で際だつ日本の頬被り体質?の巻

    再三の引用になりますが、イラク戦争当時にこんな文を書きました。
    オバマよ!お前もジャイアンか!

    2003.2.15
    それにしても、イラク・朝鮮半島情勢は、人類史を逆戻りさせる愚劣さです。「ならず者国家」を成敗する先頭を、一番のならず者が突っ走るの図。泣くに泣けず笑うに笑えぬ出来損ない笑劇に、どこまでつきあわねばならないのでしょうか?
    「空爆」は、民衆の側から見れば、「空襲」です。逃げまどう民衆を念頭に入れないアメリカの視点は、ベトナム以来変化なしということか?「戦場」が常に自国の外にあったアメリカにとって、逃げまどう民衆の姿はイマジネーションの限界の外にあるのかもしれません。
    では、日本の姿勢はどうなの?「悪い政府」の統治下であろうがなかろうが、各地の大空襲とヒロシマ・ナガサキの辛酸を嘗めた日本の民衆の視座からは、「空爆やむなし」の結論は、生まれる余地のないもの。にもかかわらず、NATO傘下のヨーロッパ諸国に比べてさえもふがいない追随三昧。嘆かわしい限りです。
    2003.2.26 フランスのリベラシオン紙のコラムは、ブッシュを裸の王様にたとえたと言います。前々からそう思ってました。「王様は裸だよ」の声を、率直に伝えてあげる方が忠義かつ親切というものでしょうに。「お美しい」「お似合いでげす」のおべっかを、自分ばかりか周囲にも強要する幇間(太鼓持ち)の罪は如何?(中略)
    2003.4.20 ブッシュさん、3歳児をひねりつぶして、「勝った勝った」と誇っても、誰も腹でケーベツするだけ。ただ、手のつけられない乱暴者のやることだから、顔をしかめて黙って見ているまでのこと。
    でも、ブッシュさんは気づいているのかしら?あなたに突如「ならず者国家」の烙印をおされ、第2第3のイラクとしての標的にさらされるおそれを感じている国々が、このイラク戦から何を学ぶか?について。
    「力こそ正義」という、ブッシュ流の新しい(実は西部開拓時代以前の未開野蛮な)むき出しの力の政策の前では、国連中心の国際秩序を誠実に遵守することは愚挙であり、ましてや国連査察に誠実に応じたり、大量破壊兵器の廃棄など馬鹿正直に実行するなどもってのほか。細菌兵器、化学兵器、核兵器、無差別テロ攻撃・・・いずれをとわず、物量に勝るアメリカに「軍事的」に対抗する道すなわち無限の軍拡の連鎖、憎悪と報復の連鎖への道をひた走るしかない、と、向こう見ずな破滅的な決意を促したに違いないことを。
    ブッシュ=アメリカをジャイアンに喩えた人がいました。ジャイアンは、自分のコンサ-トを誰もが歓迎しているに違いないと信じているのでしょうね。メーワクに感じながら、「いや」と言い出せないのは、ジャイアンに正義が存するからではなく、彼の腕力をはばかる故であることは、誰もが知っています。知らぬはジャイアン一人でしょう、かわいそうなジャイアン。
    そして、ジャイアンの正義は、彼の腕力を上回る力(ドラエモン由来の)によってついえ去るしかないのです。ジャイアン少年は、心底、真の友情を求めながら、たまたま他を圧する腕力と粗暴さを備えていたが故に、怯えと追従と憎しみをもって遇されるしかなかったのです。もしも彼が、平凡な腕力の少年であったなら、その純朴な個性はより好ましい輝きを増し、周囲から真に愛され、好ましい友情を獲得できたに違いないのに・・・。
    リンカーンの国、ホイットマンを生んだ国、民衆愛と寛容な民主主義の伝統ある朗らかなアメリカが、なぜこんなにも野蛮で狭量なふるまいしかできないのでしょうか。ベトナム戦争への苦い反省も忘れたかのように。ソ連、東欧の自滅をへて、対立軸を失い、「一人勝ち」してしまったことの不幸なのでしょうか?ジャイアンの不幸、孤独との相似が、なにやら真実味を帯びてきました。


    でもそのアメリカにも、敢然とイラク戦争に反対した勇気ある政治家が存在したことは、人類の救いです。
    たとえば、アメリカ大統領選挙の民主党候補者選びで「予期せぬ」大進撃を見せたバーニー・サンダース氏。彼は米国下院議員であった1991年1月18日、ブッシュ政権による湾岸戦争を糾弾する演説を下院議会会場で行います。世に言う伝説の空席国会演説」です。

    下院議院本会議場で彼の演説を聴いていたのは、たった1人。しかし、空席に向かって理路整然と説く彼の演説は、その正当性・先見性の故に、いま、輝きを増しています。

    いま、極右・反知性・排外・人種差別・女性差別etc.主義を全面に出して憎悪と分断を煽るトランプの暴走と、「Make America Great Again」の合い言葉のもと、これを支持する少なからぬアメリカ民衆の熱狂を見るとき、15年前に書いた「リンカーンの国、ホイットマンを生んだ国、民衆愛と寛容な民主主義の伝統ある朗らかなアメリカが、なぜこんなにも野蛮で狭量なふるまいしかできないのでしょうか。」というコメントが、ますます切実に感じられてなりません。

    折しも、今日は、アメリカ上・下院議員を選ぶ中間選挙。上院では共和党が多数を占めたものの、下院では民主党が多数派を「奪還」したと伝えられています。
    中でも注目すべきは、上の記事で話題にしたバーニー・サンダース氏が再選を果たしたニュースとともに、「史上最年少・28歳・ヒスパニック系・女性・元ウェイトレス」という異色の経歴を持つ、マイノリティ(社会的少数者)そのもののアレクサンドリア・オカシオ・コルテスさん(ニューヨーク州)が 、当選を確実にしたという痛快な知らせ。さすがにリンカーンを生んだ国。アメリカも見棄てたものではないと、改めて感服したことでした。

    きょうの付録。

    半田山植物園の植物、補遺です。

    サンシュユ(山茱萸)の実(偽果)

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    以前、重陽の節句の記事などで話題にしました。

    下の実は.ちょっと似て見えますが、クコ(枸杞)でしょうか?

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    ペンタス。

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    フウセントウワタ。

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    シュウメイギク。

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    コスモス。

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    原種シクラメン。

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    再びツワブキ。

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    今日はこれにて。


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    野菊の花、の巻 [折々散歩]

    今日の「誕生日の花」は「野菊」だそうです。


    「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句第二集」に取り上げられている句は、「足もとに日の落ちかかる野菊かな  一茶」


    一昨日歩いた半田山植物園にも咲いていました。 _K520359


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    野菊と言えば伊藤左千夫の「野菊の花」を思い出すなどということを書きかけて、こんな記事を以前書いていたことに気づきました。しかも去年の冬なのに、忘れてました。


    半田山植物園の鳥と花、巻


    ちょっと引用します。


    yakko様がこちらの記事で牧野植物園の小菊を紹介してくださっていました。
    「野菊の墓」(伊藤左千夫)の一節を思いだし、こんなコメントを書きました。

    「民さんは野菊のような人だ」「僕(野菊が)大好きさ」 「野菊の墓」(伊藤左千夫)の1シーンが思われる清楚な小菊たちですね。

    「野菊の墓」は中学生の頃読んだ記憶があります。清涼な読後感は残っていますが、細部は鮮明ではありません。上記の場面は、学生の頃、友人たちと雑話をしている機会に、確かハチロー君(現在愛知在住の友人)だったかが、「民さんは野菊のような人だね。僕は野菊が好きだよ」といったぐあいに要約して、周囲を喜ばせたことを思い出します。最近、原典で確かめてみたら、こんな風でした。

    「まア政夫さんは何をしていたの。私びッくりして……まア綺麗な野菊、政夫さん、私に半分おくれッたら、私ほんとうに野菊が好き」
    「僕はもとから野菊がだい好き。民さんも野菊が好き……」
    「私なんでも野菊の生れ返りよ。野菊の花を見ると身振いの出るほど好(この)もしいの。どうしてこんなかと、自分でも思う位」
    「民さんはそんなに野菊が好き……道理でどうやら民さんは野菊のような人だ」
    民子は分けてやった半分の野菊を顔に押しあてて嬉しがった。二人は歩きだす。
    「政夫さん……私野菊の様だってどうしてですか」
    「さアどうしてということはないけど、民さんは何がなし野菊の様な風だからさ」
    「それで政夫さんは野菊が好きだって……」
    「僕大好きさ」
    (青空文庫より)


    今日は老父母の買い物の運転手として、郷里に帰ってきましたが、その庭にも野菊(小菊?)が盛りでした。


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    庭には、こんな赤とんぼがやってきていました。


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    買い物ついでに、我が家用の玉ねぎ苗(晩成)も買って帰り、夕方植え付けました。


    畑の枯れ木にモズが鳴いていました。


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    トリミングします。暗いのでノイズが目立ちます。


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    よく見ると、シッポの後ろの枝に、カミキリムシらしいものが見えますが、哀れな犠牲者でしょうか?


    今日はこれにて。


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    昨日の半田山植物園散歩補遺、の巻 [折々散歩]

    今朝、早朝のNHK「ラジオ深夜便」で今日の誕生日の花は、「マリーゴ-ルド」だと言っていました。花言葉は以前話題にした「誕生日の花と今日の一句」の本には、11月5日の句として「賑はひに雨のくわはり一の酉 木内 彰志」を紹介しマリーゴールドの写真を添えています。

    今朝の放送では、マリーゴールドには、主な種類としてフレンチ・マリーゴールドとアフリカン・マリーゴールドがあり、前者は背丈が低く枝分かれの多い一般的二歳倍されている品種、後者は高性で大輪の花を咲かせると紹介していました。

    そう言えば、昨日歩いた植物園の花壇にマリーゴールドが満開でした。

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    黄金色と言えば、ツワブキも満開。

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    皇帝ヒマワリ(ニトベギク)

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    いろんな花に黄色い蝶が舞っていますが、どれもキチョウのようで、Enrique 様のご指摘通り、ここでもモンキチョウは確認できませんでした。

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    頭上の囀り声の方を確かめてみると、ヤマガラです。

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    シジュウカラもいます。

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    逆光の中のこの鳥は?

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    トリミングして補正をしますと、、

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    今シーズン初のシメです。実は、一瞬は近くの小枝で、はっきり姿を見せてくれたのですが、もたもたしているうちに写しそびれました(汗)

    今日はここまで。


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    文化の日のジョウビタキ、の巻 [折々散歩]

    昨日の文化の日、半田山植物園を訪ねてみました。いつになく駐車場に車の数が多く、交通整理の方が案内してくださいます。何かイベントがあったっけ?と思いながら、入園料が無料となる「シルバーカード」を受付窓口に示して入園しようとすると、「今日は無料開園日なので、自由にお入りください」とのこと。なるほど、そうでしたか。


    花、鳥、虫など、いろいろな出会いがありましたが、今日ご紹介するのはジョウビタキ♂。


    突然目の前に降りてきて、ぴょんぴょんとダンスを始めました.よく見ると、美味しそうな虫を捕らえたようです。


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    フォト蔵にもアップしておきました。





    最近小5の孫が魚すくいに凝っていて、連日のように友達と出かけては、魚やエビをどっさり掬って帰ってきます。


    昨日は妹もついていき、あとでママや保育園児も合流して見物です。


    女友達も、冷たい水の中で大奮闘。


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    これが昨日の獲物の一部。


    ナマズ、フナ、タナゴ、それからほかには?


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    これはブルーギル。厄介者の外来種です。


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    今日の日曜日は、保育士の長女が「子どもまつり」のイベントに駆り出され、お父ちゃんも都合がつかないので、我が家で臨時託児所を引き受けました。午前中はじいじ1人ですが、従姉妹同士、遊びらしいことができるようになって、少しだけ手がかからなくなりました。


    小5生が今日は釣りをするというので、ママも、妹も従妹もついて行きました。朝は冷え込んでいましたが、お昼前には日射しがぽかぽかして汗ばむほどでした。釣果はなく、帰って家のそばの公園で遊びました。


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    小川(農業用水路)には、数日前からコガモの群れがやってきています。


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    今日はこれにて。


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